コラム

ガラスペンのすすめ

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    「魅力的で気になるインクがたくさんあるけど、一つに絞らずいろいろなインクを使って文字やイラストを書きたい」という方には、ガラスペンもおすすめです。

    ガラスペンは日本の風鈴職人によって考案された文具で、細かな溝のあるガラス製のペン先が毛細管現象によってインクをためることで、金属のつけペンよりも長く筆記できます。まあ、あらゆる方向に書くことができるのも特徴です。
    ペン先をペン軸に取り付けて使うものや、ペン軸からペン先が一体となったものもあります。

    ガラスペンの使い方は以外に簡単です。「時間をかけるのを楽しむように、ゆっくりやさしく」がポイントです。

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    ・ボトルに直接ペン先を3分の1程度入れ、インクに浸し、まっすぐ引き上げます。ペン先がガラス製のため、ボトルの底にペン先をぶつけないように気をつけます。
    ・ボトルの縁で余計なインクを落としたい場合は、ペン先をそっとあてるようにします。

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    ・書くときは少し寝かせ気味に、ガラスのペン先が折れないようやさしい筆圧でゆっくりと書いてみて下さい。
    ・溝からインクが流れるので、向きを変えながら書きます。
    ・書き終わりや色を変えたいときは水の入った容器ですすぎ、ティッシュなどで拭き取ります。

  • 銀河堂Zではイタリアの工芸品メーカー「ボルトレッティ」や、パリで生まれたシーリングワックスとインクの老舗ブランド「エルバン」のガラスペンを取り揃えております。
    見た目にも美しく、使うときは優雅なひとときをもたらしてくれるガラスペン。贈り物や趣味の文具としていかがでしょうか。